お歳暮はいつもお世話になっている人への感謝の気持ちを込めて送られます。昔からの習慣であって必ず送らなければならないというわけではないのですが、何となく送らないとばつが悪いので送るようにしましょう。よくお中元と間違う方がいるのですが、お中元は初夏に贈るもので、お歳暮は年末に贈るものです。基本的にお歳暮は送ったら駄目というものはありませんが、それでも一部送らない方がいいものがあります。

服など身につけるもの

なぜ身につけるものを送っては駄目なのかというと、服や靴など身につけるものを相手に送るということは、その相手は服や靴すら満足に買えないような粗末な身なりをしている人と思われているのかな、というふうに思ってしまう可能性があり、とても失礼に当たるからです。特に目上の人に対しては絶対に身につけるものは送ってはいけません。

刃物やナイフなど切れるもの

刃物やナイフ、はさみなどもお歳暮では送っては駄目です。刃物全般は切れるものですから、相手との縁を切るという意味で取られてしまうことがあります。そんなこと気にする必要ないよと思うかもしれませんが、お歳暮は日本の伝統行事であることを理解すると、昔の人はとても繊細な感覚を持っていたんだなという感想に行き着き、昔の人の感覚を尊重することが伝統を受け継ぐ意味で大事なのだとすれば決まり事は守るべきだという結論に落ち着くはずです。

現金や金券

お歳暮では現金や金券なども送ってはいけません。それらを送ると送られた相手はお金に困っている人と思われているのかと憤慨する可能性があります。とはいってもそれはあくまで昔の日本人の感覚であって現代日本では現金が送られるとほとんどの人は単純に喜ぶと思いますが、お歳暮という行事を尊重し送らないようにしましょう。

相手が嫌がるもの全般

例えばスーパーやデパートのお歳暮コーナーにビールの詰め合わせがたくさん売られているからといって、相手がビールが嫌いだと分かっているのにもかかわらずビールを送るのは嫌がらせ以外の何物でもありません。いくらビールがお歳暮の定番品だからといって、セオリーを守ればそれで問題ないというわけではありません。贈物ですから相手が喜びそうなものを送りましょう。